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by over-ruled
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犯罪エネルギー、kcalで計算に。

この度国際単位学会は、犯罪に対する抑圧されたエネルギーを、食物を摂取した時の単位と同じ、キロカロリーで計算すると発表した。

犯罪には、実行に及ばなくても抑圧されたエネルギーを持った、「潜在犯罪者」というのは必ずいるもので、またある心理学者によれば、「全ての人は犯罪エネルギーを内在している」ともいわれ、そうした反社会的行動の強さを犯罪防止のためにあらかじめ測定しておく必要性が現在の日本にはある。

この犯罪エネルギーは、例えば会社の同僚の悪口を言う、というような些細なものから、犯罪用の武器を最近購入した、という既に「未遂状態」の人まで計算に入れるのが特徴で、必ずしも犯罪者になる可能性のある人を対象にしたものではない。

今までは、この手のものは、「ストレス指数」などという言い方をされてきたのだが、最近は些細なストレスからいとも簡単に犯罪に及んでしまう、ストレス耐性の弱い人が増えてきたために犯罪エネルギーという言い方と単位が出来上がったのである。

基準は、犯罪のもっとも初歩的段階である、「窃盗」、その中でももっとも市井でありがちな、「万引き」をしようとするエネルギーを1キロカロリーとしている。また、ネットの掲示板に公序良俗にあるまじき書き込みをしようとするのは、犯罪の扇動にも当たるので、8キロカロリーと規定されている。

また、権力を利用した犯罪、例えば汚職などは、犯罪エネルギーは低い。犯罪エネルギーの規定は、刑罰とは別の所にあるので、犯罪エネルギーが低いからといって、「大犯罪」を起こさないとは限らない。

筆者は、犯罪エネルギーがトータルで75.6キロカロリーと規定された。昨年の中ごろまで、64キロカロリーをだいたいキープしていたのだが、ストレスによる過食により10キロ以上増大してしまった。

このメモ自体に、8キロカロリーに相当する内容が含まれていると規定されてしまった。
by over-ruled | 2007-07-09 10:27 | 社会の窓