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シュールなニュースを「飛ばし」ていきます。


by over-ruled
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小説家は、いつの頃からか、良家の子女か金持ちのボンボンばかりがなる職業になってしまった。

しかし、現代を描くうえで、格差社会を描くことは小説家の必須であり、現代の小説家はその格差の上に立っているため、「貧乏」という言葉は知っているが、その体験はない人がほぼ全員となっている。

そのため、「貧乏」を知ろうと、地上波で放送されていた、「銭形金太郎」を夢中で観ているとのことである。

ある小説家は、自分の小説の登場人物にそのまま登場させたり、またある小説家は貧乏ならではの生活テクニックを実践してみて、それをエッセイにしてみたり。

現在の小説は、読者層もいわゆる「プチ・ブル」になっているため、これら「貧乏」の描写はかえって鮮烈だという評判で持ちきりになっている。

編集者のたちは、中心街の公園や高速道路の高架下を探して、「本物の貧乏」が描ける小説家を発掘しようと、足しげく通っているという。「未来の小説家」はホームレスなのかもしれない。
# by over-ruled | 2007-07-10 11:26 | 文化人のたしなみ
この度国際単位学会は、犯罪に対する抑圧されたエネルギーを、食物を摂取した時の単位と同じ、キロカロリーで計算すると発表した。

犯罪には、実行に及ばなくても抑圧されたエネルギーを持った、「潜在犯罪者」というのは必ずいるもので、またある心理学者によれば、「全ての人は犯罪エネルギーを内在している」ともいわれ、そうした反社会的行動の強さを犯罪防止のためにあらかじめ測定しておく必要性が現在の日本にはある。

この犯罪エネルギーは、例えば会社の同僚の悪口を言う、というような些細なものから、犯罪用の武器を最近購入した、という既に「未遂状態」の人まで計算に入れるのが特徴で、必ずしも犯罪者になる可能性のある人を対象にしたものではない。

今までは、この手のものは、「ストレス指数」などという言い方をされてきたのだが、最近は些細なストレスからいとも簡単に犯罪に及んでしまう、ストレス耐性の弱い人が増えてきたために犯罪エネルギーという言い方と単位が出来上がったのである。

基準は、犯罪のもっとも初歩的段階である、「窃盗」、その中でももっとも市井でありがちな、「万引き」をしようとするエネルギーを1キロカロリーとしている。また、ネットの掲示板に公序良俗にあるまじき書き込みをしようとするのは、犯罪の扇動にも当たるので、8キロカロリーと規定されている。

また、権力を利用した犯罪、例えば汚職などは、犯罪エネルギーは低い。犯罪エネルギーの規定は、刑罰とは別の所にあるので、犯罪エネルギーが低いからといって、「大犯罪」を起こさないとは限らない。

筆者は、犯罪エネルギーがトータルで75.6キロカロリーと規定された。昨年の中ごろまで、64キロカロリーをだいたいキープしていたのだが、ストレスによる過食により10キロ以上増大してしまった。

このメモ自体に、8キロカロリーに相当する内容が含まれていると規定されてしまった。
# by over-ruled | 2007-07-09 10:27 | 社会の窓
バイオエタノール燃料の普及にともない、ガソリンより環境に優しい燃料が導入され始めている。
バイオエタノール燃料は、主にサトウキビを使ったものが多いが、これによって排出する二酸化炭素を減らし、地球温暖化の抑止力になるという期待も高い。

現時点では、自動車が主になるが、将来的には、お掃除ロボットなどへの導入が検討されている。

ところで、現在エネルギーとして欠かせないものに、ガソリン以外に電気というものがあるが、これも多くは火力発電所で原油を燃やして作っているもので、環境に対しては優しいとは言えない。

そこで、電力を環境に優しい形で供給しようという試みが為されることになった。

環境先進国では、スポーツクラブのジムにおいてあるマシンに、自家発電機をつなげることによって、運動する人たちのエネルギーを電気に変換する試みが行われている。特に効率が良いとされているのが、通称「グリコーゲン発電機」である。

これは、人間がランニングマシンで走ることにより、その運動をタービンに伝えて発電するもので、肥満の体格の多い先進国では、ダイエットとエコロジーの「一石二鳥」という事で、大勢のひとがスポーツジムにつめかけている。

この「グリコーゲン発電機」の効率の良さは、発電するのが人間であり、また発電する(=運動する)必要に迫られているからである。また、発電する人間に与えるカロリーが少ないのも特徴。キャラメル一粒で、340メートルを走るので、12粒入りのキャラメルで、およそ4キロメートル走る計算になり、この発電効果はコストパフォーマンスにとても優れている。

各地で、大規模な「人力発電所」が設けられるようになり、ダイエットの必要がない人には、ヤクルトが支給されるとあって、失業者やニートが大勢集まっている。
東京の夜景が、人力で作られる日も近い。
# by over-ruled | 2007-07-06 07:27 | 環境破壊の広場
先ほど、世界言語学会は、世界共通語としての日本語に、「しょうがない」と加えたと発表した。

これは、舌禍による責任問題を追及された大臣が辞任したあと、後任の大臣が漏らした言葉で、日本語の正しい意味としては、「しょうがないから、大臣にでもなろうかしら」という意味である。

これが転じて、意欲満々なのを押し殺して何かの役を引き受けたり、何かに参加する時に、「しょうがない」ということが世界に広まっていった。

例えば、アメリカ合衆国がイラク戦争に突入した時は、「しょうがない」。

ロシアのプーチン大統領が資源の国有化をするのは、「しょうがない」。

中国でオリンピックを開催するのも「しょうがない」。

韓国でサッカーの代表チームを応援するのは「しょうがない」。

ブラジルで、サンバのカーニバルの裏で闇犯罪が繰り広げられるのも「しょうがない」。

アルゼンチンが南米において白人社会である優越感を誇示するのも「しょうがない」。

イスラエルがパレスチナを攻撃するのも「しょうがない」。

世界中で、人種差別をするのも「しょうがない」。

宗教を理由に戦争するのも「しょうがない」。

このブログも「しょうがない」。というより、しようがない。
# by over-ruled | 2007-07-04 12:05 | 地球の裏側で
首相は、内閣の支持率を消費税に反映させると発表した。

不支持率がうなぎ登りであることに業を煮やしたもので、内閣支持率を消費税率と反比例させるように、と特命大使に指示を出した。

これにより、内閣支持率が上がるほど、消費税率が下がることになる。

また、首相は所得税の累進課税について、「フラットに」と指示。

この指示については、累進課税の目的そのものをなしにするのか、消費税率に累進課税を導入しないための指示かは不明。

少なくとも、現時点での内閣支持率から考えて、消費税率が急激にアップすることは間違いなく、これが、内閣支持率を低下させるか、上昇させるかは、当の首相も「成り行き次第」と静観の模様だ。

首相は、もともと自分を新保守(ネオコン)だと言っていたが、そのポリシーはブレまくっており、ポピュリズムと言う言葉を聞くと、気が狂ったように否定すると側近の一人は漏らしている。

女性ウケしない、といわれている首相は、前首相の絶叫スピーチを特訓したり、韓国のノ・ムヒョン大統領に倣って整形手術をしようかと思案中。

「大きな政府」「中央集権」を実現しようと言う隠れた目的を持つ、「ふるさと納税」については、「断固として推し進める」と強硬な姿勢。

首相の頭の中身に、かなりの混乱がみられるため、自警医大では首相の脳波測定検査を提案するなど、日本の政治にパトランプがともっている。
# by over-ruled | 2007-07-02 08:50 | 投稿政治欄